webライターを予備知識ゼロからはじめると、「おまっ、それ先に言ってよ!」ってポイントが、これでもか!ってほど出てきます。
出すぎて溢れそうなので、いくつか当記事に垂れ流させて頂きます。
「案件探し」と「案件応募」で一日が終わる
上のイラストをご覧ください。
これは、webライターをやる前後の仕事時間に対するイメージ図です。
始める前は執筆時間しか頭になかったのに、実際webライターになったら仕事探しだけですんごい時間かかるんです。
なんなら仕事が取れない日なんてザラにあります。
webライターを始めた初日からガンガン稼ぐつもりだったのに、何回応募してもご縁がないし、メッセージもなくフェードアウトされるなんて毎日あります。
イメージとしてはこんな感じ↓
特に私の場合、会社員からwebライターに転向したので、あまりの稼げなさに焦りまくった苦い記憶があります。
会社員だと入社したそのときから拘束されますが、給料が自動的に発生し、月の途中に初任給がもらえます。
webライターはクラウドソーシング上で契約を結び、納品した作品を承認してもらうことで報酬となります。
自動じゃないので、自分から動かない限り稼ぎはゼロです。
で、それは知ってたんですが、
「そもそも仕事取れないじゃん!」
「貴重な自分の時間が、仕事探しだけに溶けていくじゃん!」
って悩むと思ってなかったので、誰か先に言ってくれよ!
と、思いました。
そもそも、クラウドソーシングの登録で一日が終わる
「会員登録なんてメール送ってパスワード作って適当なハンドルネームで稼ぐんでしょ~」「5分で稼ぎ始めるわ」
と、思っていたら、
- 本人確認で免許証写メ送付
- クレジットカード情報登録
- 銀行口座情報登録
から始まって、ようし稼ぐぞ!と思ったら、
”まずはプロフィールを完成させよう!”
なんて始まるので、おいおいマジかと落胆しました。
初日からガンガン稼ぎたいんじゃ!という思いとは裏腹に、
- 自己紹介文
- ポートフォリオ
- スキル・資格
- その他
などなどどんだけ情報書かせんねん!って感じました。
今考えたら確かに必要な情報です。
私は仕事を応募する側のことしか考えてなかったので、仕事を発注する側(クライアント側)から見たら、確かに細かい情報は必要だと今なら分かります。
ただやっぱ、最初にもたもたするのは精神的にも良くないし、稼げない現実が現在進行形で続いてること考えたら、すごく嫌ですよね。
【関わると時間が溶けていく】悪質クライアントを見抜くのが難しすぎる
やっとの思いで仕事が取れたと思ったら、やたら返信が遅かったり、異様に注文が多いクライアントっているんですよ。
しかも本人に悪気がなかったら、もうどうしようもないんです。
私の場合、webライター駆け出しの1週間以上をクライアントのやり取りに費やし、そしてゼロ円のまま幕を閉じました。
1週間働いて稼ぎゼロですよ?さすがにないです。
で、初心者ってどういうクライアントがいるか相場が分からないし、仕事を取るので精いっぱいだから、どうしても立場が弱いんですよね。
立場が弱いから我慢せざるを得ない。そこをからめとられていくんです。
その後、次にご縁のあった別のクライアントさんは、ものすごくスムーズな取引で事を運んでくださりました。
その結果、すぐに1500円ほどの収入を得ることができました。
ほんと癒されました…
【ほんとに先進国?】文字単価0.1円以下で契約せざるを得ない初心者webライター
文字単価って言葉あると思うんですけど、どんなに低くても0.5円だろ!って勝手に思ってるんです。
ちょっと考えて欲しいんですけど、仮に「1200文字の案件を2時間で納品できる」というスペックを持つ人がいたとしましょう。
そうすると、
- 文字数⇒1200 (文字)
- 作業時間⇒2 (1記事あたりの時間)
- 文字単価⇒0.1 (円)
- 稼働時間⇒8 (1日あたりの仕事時間)
- 稼働日数⇒21 (1ヵ月あたりの仕事日数)
となり、これを月収・年収自動計算ツールに当てはめると…
月収は、なんと10,080円!
これはエぐすぎますって。やりすぎでしょほんと。
一般の社会人と同じ時間働いて30分の1しかもらえず、「健康保険や年金も自分持ち」ってどうやって食ってくんじゃ!先言わんかい!
って熱くなりました。
これに関しては流石におかしいと思うので、クラウドソーシングサイト自身が、文字単価や記事単価の下限を決めた方が良いと思います。
まとめ
まとめるほどのアレもないんですけど、思い出したらどんどん更新していこうかなと思います。
たぶんこの記事で書いてることって、他にもいろんな人が感じてることだと思うんですよね。
で、のど元過ぎればなんとかってやつと一緒で、どこかに記録しとかないと忘れるんですよ。
むしろ美化されて「あのときは大変だったな…今思えば大事な~」とかいう思い出話のネタで終わっちゃうんですよ。
風化させないためにも、思い出せるうちに書き溜めときます。
つたない文章ですが、精読ありがとうございました。