1日で何時間働けるかを表した「稼働時間」について解説します。
この記事を読めば、
- 「webライターって一日何時間働けばいいの?」
- 「初心者の日当はどれくらい?」
- 「クライアントに時間を取られる…」
という悩みが解決できます。
なお、既に文字単価が1円を大きく超えている方はあまり刺さらない記事内容ですのでご注意ください。
また説明の都合上「クラウドワークス」に関する内容が多くなっています。
それでは見ていきましょう!
稼働時間って何?
稼働時間とは、webライターが「1日あたりにどれくらい働けるか」を示す数字です。
会社員でいうとこの、1日で働く時間と一緒です。
もっと言うと、
「webライターが報酬を得るために動く1日の時間」
とも言えます。
どうやって働く時間を捻出するのか?
1日の時間はみんな24時間です。
そして最低でも、
- 本業⇒8時間
- 副業・スキマ業⇒3時間
以上の時間を捻出しないと、ライターとして稼げません。
時間そのものは増えないので、仕事を効率化して時短を狙うしかありません。
クライアントとの交渉は「朝」「夜」を狙う
私がwebライターをやって感じるのは、
「クライアントの返信って朝と夜が多いな~」
という事実でした。
つまり、クライアントも何かしらの本業があって、片手間で仕事発注している層が多いということです。
(もしかしたらサビ残かもしれませんが…)
で、これを逆手にとって、朝夜にメッセージ送るようにしてみたんです。
そしたら即レス帰ってきて、無駄な待ち時間なく仕事が進みました。
1日最低でも3時間は取れないと、Webライターで稼ぐのは難しい
少し残酷な現実なんですが、1日最低でも3時間は取れないと、webライターで稼ぐのは苦しいです。
例えばあなたに、
「1200文字の記事を3時間で納品できる実力」
が、あったとしましょう。
もし、この1200文字の案件が文字単価0.3円だったら、日当・月収はこんな感じになります↓
- 日当⇒360円
- 月収⇒10,800円
- 年収⇒129,600円
実際にはここから手数料などで20%以上引かれます。
どうでしょうか?
この金額をどう捉えるかは人それぞれですが、少なくともコスパが悪いと言わざるを得ません。
- 「ちょっと残業増やすのと変わらんじゃん」
- 「パート・アルバイトやったほうがマシじゃん」
って思っちゃいますよね。
「文字単価や作業時間って、もっとどうにかできないの?」
と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。
しかし、もっと低い文字単価もごまんとありますし、3時間でクライアントと交渉ができるとも限りません。
むしろ、上手くいってもこの程度の金額だと考えてください。
【先に教えてよ!】クライアントとのやり取りに時間を奪われる
webライターとして仕事を引き受けるからには、必ずクライアント(仕事の発注者)と打ち合わせを行います。
どれくらい打ち合わせるかはほんと人それぞれなんですが、時間を貪り食う悪質クライアントがいるので、餌食にされないように気をつけましょう。
具体的な悪質クライアント①「連絡遅い系」
クライアントは仕事を発注する側ですので、いろんな指示をしてきます。
というか指示されないとこっちの立ち振る舞いも決まらないので、基本的に連絡を待つ立場となります。
待てど暮らせど返事が来ないので、仕方なくこちらから聞くわけですよ。
「お世話になります。どのような流れで納品すればよいでしょうか」
って。
で、なんとか話は進むんですけど、納期も近づいてくるわけです。
こっちは速く書いて稼ぎたいのに、向こうは悠長に構えてなんでもかんでもギリギリ狙ってきます。
これに屈して、先に記事を書いて送付したら絶対にダメです。
少なくとも、「仮払い」を確認しないと先に進んではいけません。
(仮払い:契約を結んだらクライアントが行う先払いのこと)
なぜなら仮払いが終わってないのに記事を出してクライアントが音信不通になったら、あなたの貴重な時間を使って書いた文章はどうなりますか?
そうです。
持ち逃げされて二度と帰ってきません。
悪質なクライアントはそれを狙っています。
仮払いさえ終わっていれば、ある程度の金額はこちらに入ります。
(それでも損ですが)
ほんとにこんなクライアントいるんで、気をつけてください。
具体的な悪質クライアント②「仕事が増える系」
契約や打ち合わせの過程で、仕事がどんどん増えていくクライアントがいます。
しかも、事前の打ち合わせでしごとがふえることなど一切聞いてません。
クライアントさんには申し訳ないですが、
- ただでさえクッソ単価低い案件
- 下調べもめちゃくちゃ時間かかる
- どんどん仕事が増える
- そのうえ普通に記事まで書く
です。
時給10円とかの世界ですよ?
その上、このクライアントは契約交渉の前からめちゃくちゃ指示が細かいので、コチラの時間と体力がどんどん消耗していきました。
駆け出しライターとして、序盤にこんなモンスターに当たったのはほんときつかったです。
結局、このクライアントのお仕事はキャンセルしました。
何言われても、文字単価0.1円をはるかに下回る仕事に何週間もかけるのは、自分の貴重な時間がもったいなさすぎるのでやめました。
意識が高いクライアントを否定するつもりはありません。
しかし、良い記事求めるなら、「最初からプロにお願いしてよ!」ってのが本音でした。
皆さんも、やり取り中にどんどん仕事を増やすクライアントには気をつけましょう。
「稼働時間」のまとめ
いかがでしたでしょうか。
webライターの稼ぎに直結する5要素のうち、「稼働時間」について解説しました。
悪質クライアントと出会ったら、とにかく逃げること!
付き合うほど自分の時間が奪われてしまいます。
特に、初心者ライターは右も左も分からないので、クライアントの言うままに行動してしまいます。
何日も体力を吸われるだけ吸われて、最悪持ち逃げされて手取り250円とか普通にある話なんで、「やばい!」と感じたら逃げましょう。
他の4要素も是非参考にして、稼ぎを上げてください!